「高くて申し訳ない」を手放す。個人事業主が適正価格をつけるための数字と心の整理術

こんにちは🍀名古屋市で活動する税理士の眞弓倫子です。

 今週は、毎日外出していたのですが、火曜日からなんだか体調が悪く…涙

 お腹を下し、なんだか気持ち悪い…涙。騙し騙し働いて木曜日。お客様のところにご訪問でしたが、身体は重いし相変わらずお腹は痛いし、気持ちも悪く、自転車でなんとか家に帰宅し、そのままダウンいたしました(;^ω^)

 金曜日も、楽しみなアポイントがあったのですが、リスケしていただきました…涙…食あたり…?風邪…?…体調不良になると、ちょっと弱気になりますね。やっぱり何をするにも健康が第一だということを実感した一週間でした💦

 さて、今日は値決めの話。以下、若干偉そうに語っていますが、私も苦手分野です。👇

「私のサービス、この価格で本当にお客様に来てもらえるのかな…」「高くて申し訳ないから、少し安くしておこう」(まさに、私もこのように思ってしまう瞬間があります。)
 起業して間もない頃や、新しいサービスを立ち上げる時、価格設定が怖いと感じる方は少なくありません。(私もそうです…)しかし、その「申し訳ない」という気持ちが、実は事業の首を絞め、将来のお客様への責任放棄につながってしまうとしたらどうでしょうか。
 今回は、価格設定や値上げのタイミングに悩む事業主の皆様へ向けて、適正価格をつけるためのマインドセットと、数字の根拠の作り方をお伝えします。

目次

なぜ価格設定が怖いのか?

 サービス業やハンドメイド作家など、自身のスキルや作品を直接提供する事業において、「自分のサービスに自信が持てない」「相場より高くするとお客様が離れてしまう気がする」というお悩みをよく伺います。
 その結果、相場より安く価格を設定してしまい、「毎日忙しく働いているのに、手元にお金が残らない(利益が出ない)」という状況に陥ってしまうのです。

 事業主としてお客様に喜んでいただきたいという思いは素晴らしいものです。しかし、事業である以上、継続できなければ意味がありません。

安売りは「将来のお客様への責任放棄」

 「安くすればお客様に喜んでもらえる」というのは、一見正しいように思えます。しかし、利益が出ない価格設定のままでは、いずれ事業の継続が困難になります。

 事業が立ち行かなくなり、サービスを辞めてしまったらどうなるでしょうか?
今まで通ってくださっていたお客様や、これからあなたに出会うはずだった将来のお客様に、価値を提供できなくなってしまいます。

 適正な利益を確保することは、事業を長く続け、お客様に責任を持ち続けるための事業主としての義務なのです。安売りは、自分自身をすり減らすだけでなく、将来のお客様への責任放棄にもなり得ます。

「根拠のある価格」が自信をくれる

 「高くて申し訳ない」という感情を手放すための特効薬は、数字の根拠を持つことです。なんとなく周りの相場に合わせるのではなく、自社の事業計画に基づいた価格を計算してみましょう。

価格設定の基本は以下の通りです。
【売上(価格)= 原価 + 経費 + 必要な利益】

1. 原価:材料費や仕入代金など、サービス提供に直接かかる費用
2. 経費:家賃、通信費、広告宣伝費など、事業を維持するための費用
3. 必要な利益:事業主自身の生活費、将来の事業投資、税金の支払いなどに必要な金額

 これらをしっかりと計算し、このサービスを提供し続けるためには、最低限この価格が必要であるという根拠を導き出します。日本政策金融公庫などの公的機関が提供する創業計画書のフォーマットでも、売上高や利益の計画を論理的に立てることが求められます。
 根拠のある価格設定ができれば、「なぜこの価格なのか」を堂々と説明できるようになり、価格に対する迷いや怖さが消えていきます。

値上げのタイミングは「今」

 「いつ値上げをすればいいのか」ですが、結論から言うと、利益が出ていない、あるいは適正な利益が確保できていないと気づいた今がそのタイミングです。

 もちろん、既存のお客様への丁寧な説明は必要ですが、理由(材料費の高騰や、サービス品質の維持・向上のためなど)を誠実に伝えれば、あなたの価値を理解しているお客様は必ず残ってくださいます。

 感情や感覚だけで価格を決めるどんぶり勘定からは、もう卒業しましょう。

 「自分のサービスの適正価格がわからない」「忙しいのに利益が出ない」とお悩みではありませんか?どんぶり勘定から卒業し、事業が継続できる適正な利益計画・価格設定を一緒に見直しませんか?
 税理士として、数字の面からあなたの事業をしっかりとサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせくださいね。

よかったらシェアしてください!
目次