ドラマ『おコメの女』第四話が突きつけた~善意の一般人が、税の犯罪に巻き込まれる怖さ~

 こんにちは🍀名古屋市で活動する税理士の眞弓倫子です。私は、大のドラマ好きで今シーズンも色々Tverで視聴しています。※1.5倍速で(^_^;)

 今シーズンも色々面白いドラマがありますが、職業柄ハマっているのが、ドラマ『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』です。第四話では、フィッシング詐欺による所得税の不正還付が描かれました。

税理士としても、この回はとてもリアルで、決してドラマの中だけの話ではないと感じました。

目次

「悪い人」ではなく「善意の一般人」が狙われる

第四話で印象的だったのは、詐欺に巻き込まれそうになった人物が、いわゆる悪い人”ではなかったことです。

・税金の知識が特別あるわけではない
・言われた通りに入力しただけ
・自分は正しく申告していると思っている

こうしたごく普通の一般人が、知らないうちに不正に加担してしまう。ここが、この話の一番怖いところです。

「知らなかった」では済まされない

税金の世界では、残念ながら「知らなかった」「だまされた」は、必ずしも免罪符にはなりません。

現実でも似たような事件が起こっています。

事実、日経新聞でも、税の還付制度を悪用した詐欺事件が報じられています。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0189S0R00C23A3000000/

…ドラマとほぼほぼ全く一緒(^_^;)

フィッシング詐欺は、年々巧妙になっています

ちなみに、最近のフィッシング詐欺は、国税庁そっくりのメール、もっともらしい文面、「還付があります」「期限があります」という焦らせ方など、一見すると本物と見分けがつかないものも多くなっています。

特に怖いのは、「得をしたい」という気持ちよりも、「手続きしないと損をするかも」という不安を突いてくる点です。

…詐欺で思い出しましたが、この前兵庫県警から携帯に電話がかかってきました。なぜか名前も知っていて一瞬焦りました…こういう詐欺も流行っているようですね。ちなみに、「兵庫県警に出頭してください。」とかいうので、「あなた、私が住んでる場所知っているんですか?」と強めに言ったらブチ切りされて終わりました(^_^;)

少しでも「おかしい」と思ったら、必ず誰かに相談を

ドラマを見ていて、私が一番伝えたいのはここです。

・メールや案内が少しでも不自然
・内容を自分で説明できない
・本当に正しいのか確信が持てない

こういうときは、絶対に一人で判断しないでください。

家族でも、知人でも、税理士でも構いません。第三者に話した瞬間に、「それ、ちょっとおかしいよ」と止められるケースは本当に多いです。

税金の話は、相談した方が安心です

税金は、制度が複雑ですし、頻繁に変わります。

だからこそ、「相談するほどのことじゃない」と思わず、相談すること自体がリスク回避になります。

ドラマ『おコメの女』第四話は、そのことをとても分かりやすく教えてくれた回だったと思います。

 第四話の終わりに、悪そうな税理士が出てきました(;・∀・)…悪役(まだ悪役と決まったわけではないけと、演出的に悪役っぽい…)で税理士が出てくるのはなんか嫌ですね…笑

まとめ

  • 善意の一般人でも、税の詐欺に巻き込まれる可能性はある

  • 「知らなかった」では済まされない。

  • 少しでも違和感があれば、必ず第三者に相談を

税金のことで「これって大丈夫?」と思ったときは、一人で抱え込まず、専門家に確認するようにしてください。

よかったらシェアしてください!
目次