決算月は何月がいいのか?起業前に絶対に考えてほしいポイント【税理士が少し辛口解説】…ちょっと税理士都合も入っています💦

こんにちは🍀名古屋市で活動している税理士の眞弓倫子です✨

「…決算月って、正直いつでも同じじゃないんですか?」起業前・開業前の方の率直なご意見かと思います。
結論から言うと いつでも同じではありません!むしろ、何も考えずに決めると、あとから後悔する人がに多いように思います。

今回は、税理士の実務目線でよくある質問形式で決算月の考え方を解説します。

目次

Q1.決算月って、どうやって決めるものなんですか?

多くの方は、

  • なんとなく

  • 登記のときに勧められた月

  • 3月が年度末だから、12月が年末できりがいいから。

という理由でなんとなく決めています。ですが、決算月は税金・資金繰り・手続きの大変さに直結します。

「とりあえず3月」「年末だから12月」この決め方は、正直おすすめしません。

Q2.税理士的に後悔しやすい決算月はありますか?

あります。かなりあります。というか税理士的に、この月の決算を増やさないで~😢というのは、本音で言うと本当にあります。→しつこいですね(;^ω^)

① 3月決算

理由はシンプルです。会計事務所が一年で一番忙しい時期に申告する時期が来るから。会計事務所によっては、確定申告の方が一番忙しいところもありますが、世の法人は3月決算が本当に多いです…😢となると↓

  • 法人の3月決算が集中

  • 5月申告が山場

  • 税理士・職員ともに余裕がない

結果どうなるかというと、

  • 申告書の完成がギリギリ

  • 打ち合わせが最低限

  • 節税の検討まで手が回らない

…それが3月決算です。

② 12月決算

これは正直、かなり悲惨になりやすいです。

  • 法人の12月決算→2月申告

  • 個人事業主の確定申告(2〜3月)

  • 年末調整・法定調書(12~1月)

全部が一気に重なります。

税理士側も忙しすぎて、「今って何やってるんだっけ…?」ってくらい疲労がたまっていきます…。ミスしないように正確に、きちんとお客様に向き合って、と心掛けてはいるものの、こういう状態だと正直ミスは起きやすいのではないかと思います。

個人事業主+法人成りを考えている方…せっかくなので、12月決算は変えませんか(;^ω^)?

Q3.じゃあ、どの決算月がいいんですか?

正解は、あなたの事業によって違うと思います。ただし、考えるべき軸ははっきりしています。

決算月を決めるときのチェックポイント

  • 本業の繁忙期はいつか…繁忙期に申告が重なると辛いかと…。また繁忙期が決算月だとゆっくり節税対策や決算対策もできないかと…

  • 売上が落ち着く時期はいつか…決算月が一番売上が上がったり、予想がつかないような月だとやっぱり決算対策ができませんよね…。

  • 納税資金を準備しやすい月はいつか…キャッシュが一少ない月に申告・納税がきてしまうと資金繰りが苦しいです…。

  • 消費税の申告・納税時期はいつになるか…予定納税がいつかも考慮に入れた方がいいですね。

これを考えずに決めると、「こんなはずじゃなかった」になりがちです。

Q4.起業前に決算月を決めるとき、税理士に相談すべき?

これはハッキリ言います。相談した方がいいです。しかも起業前に。

理由は、

  • 決算月は後から変えられるけど、手続きが面倒、しかもお金がかかります。

  • 消費税・インボイス・資金繰りに影響する

  • 事業計画とセットで考える必要がある

からです。

「決算月くらい自分で決められる」と思っている方ほど、後悔されると思います。

Q5.税理士に相談すると、何を見てもらえるんですか?

決算月の相談では、

  • 事業内容・業種

  • 売上の波

  • 今後の法人化の可能性

  • 税金の支払いタイミング

などを踏まえて、あなたにとって一番ベストな決算月を一緒に考えます。これはネット検索では出てこない部分です。

まとめ~決算月は適当に決めない

決算月は、毎年、必ず影響してくる重要な選択です。

起業前だからこそ、一度、税理士に相談してから決めてください。

あとで変更するより、最初に考えた方が、圧倒的にラクです。

ちなみに💡税理士側で一番リラックスして決算組めるのは、7月(9月申告)・8月(10月申告)・9月(11月申告)あたりでしょうか💡(個人の見解です。諸説あり💦)

5月(7月申告)もいいかな💡

6月(8月申告)はお盆があるので、ちょっとつらい(;^ω^)

…私は関係ないですが、7月・8月は税理士試験に向けて一生懸命な社員さんもいらっしゃるので、やっぱり7月~9月ですかね♪

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